小屋裏に固定階段を無理やり付けてみた
おはこんばんちわ!
今週は2年点検の進展もないため、我が家の不思議?ポイントについて書きたいと思います。
突然ですが、我が家は平屋のロフト、小屋裏収納付きという意味分からん仕様となっています。
・・・え、小屋裏かロフトかどっちかでいいじゃんですって?
そりゃお金があれば巨大なロフト作ってますって!
(金額的に ロフト>小屋裏 なのです・・・)
ゴホン、真面目な話、一条工務店には独自のルール、いわゆる「一条ルール」が存在します。そのルールによりますと、
平屋のロフトは勾配天井と隣接部分にしか作ることができず、かつ勾配天井は1F床面積の3分の1以下に収め、さらに勾配天井とロフトの合計面積は1F床面積のおよそ3分の2以下にしなければならない
となっております(2017年ほっこり猫調べ、諸説あり。てか一条ルール自体が日々更新されている模様・・・)。
つまり、いくら巨大なロフトを作りたいと願っても、おのずと限界はある、ということなのです。
また、シャレオツなくつろぎ空間にするにはロフトは最高なのですが、140cmという天井の低さから、かがんで掃除をしなければならない面倒な空間となってしまいがちなのです。
その点、小屋裏にしてしまえば、安いし普段は壁に仕切られているので存在を忘れていられるため、掃除の頻度は年1でいいですし、多少ごちゃついても全く問題はないのです(いやちゃんと片付けようよ・・・)!
なんてお得なのでしょう!!
しかし、そんな完全無欠の小屋裏収納にも大きな問題があります。それはラスボス「一条ルール」です!!!
小屋裏収納はその仕様上、普段デッドゾーンとなるはずの部屋と屋根の隙間に存在します。
これが一条的には大問題!
一条マニアの皆さんならもうお気づきかと思いますが、あえて長々と書きますと、一条工務店は全棟で無料?の気密測定を行っており、すき間(C値)の少なさを誇っています。
もうお分かりですよね・・・?つまり、一条工務店的に、小屋裏は、「気密の外」!!そう、お家じゃないのです!!!(言い過ぎ)
もちろんそんな「気密の外」と部屋とを直接的につなげることはNG!なのです。よって小屋裏収納に固定階段は断固拒否!!!異論は認めない(真顔)となります。これは由々しき事態ですよ・・・。
皆さんなら、せっかく高いお金を出して作った収納スペースに、わざわざ梯子をのぼって重い荷物を出し入れすることを強いられるなんて、許せますか?
答えはNOだッッッッ!!!!!!!!
・・・となったのが今から3年ほど前ですかね。設計さんと喧々諤々とケンカしつつ、ようやく形になったのが現在のほっこり家です。
結論から言えば、小屋裏にロフトを隣接し、ロフトの固定階段を使うことによって小屋裏にアクセスすることに成功しました。
ただ・・・
こうなりました。
出入口が窓。・・・繰り返します。
出 入 口 が 窓 www
ギャグのようなオチですが、気密確保という至上命題と140cmという天井の低さを大の大人が3人がかりで真面目に検討した結果、こうなりました。
・・・これしか、なかったんです。何事も一長一短ですね。